9月23日、私は北総鉄道 に乗った。ネットラジオ『スーパーベルズの鉄音アワー 』で頻繁にこの路線の特集をやっていたからだ。実際、私も何度もこの路線に乗ろうと試みた。だが初乗り運賃が200円(300円の区間もある)という高額のために足が遠のいていた。今回は高い出費覚悟で乗ることにした。
北総線は京成高砂~印旛日本医大だが、今回は新鎌ヶ谷から乗車し、印旛日本医大で折り返して東松戸を目指す。やってきたのはシーフライヤーとも呼ばれる9100系で、近未来的なデザインが目を引く。以前はカード式公衆電話もあったがいつの間にか撤去された。北総線はほぼ一直線であり、100㌔ほど出す。白井(しろい)では大半の乗客が降りてしまい、車内にはまばらに乗客がいる程度だ。先行開業時には終点であった小室の近くには国道16号が通る。千葉ニュータウン中央の近くにはジャスコと映画館らしき建物があった。以前車でここを通ったときには何も無かったから、それだけ発展したと言うことなのだろうか。車庫のある印西牧の原は大半の列車が折り返し、終点の印旛日本医大までいく列車は1時間に3本程度になる。
印旛日本医大は周辺が開発されているにもかかわらず、利用者はかなり少ない。やはり初乗り運賃の高さが災いしているのだろうか。駅名にもなっている印旛日本医大へはバスを利用することになる。
ここから先は2010年をめどに成田空港への整備が予定されている。完成の暁にはスカイライナーがここを経由して成田空港を目指すことになる。
帰りの電車は7300形の羽田空港行きだった。ちなみに北総線は京成線・都営浅草線・京急線と直通運転を行っている。これに乗って東松戸を目指すことにした。千葉ニュータウン中央からはたくさんの乗客が乗ってきて、たち客も出た。松飛台付近は半地下のところを走り、ニュータウンの列車らしい。
東松戸で列車を送り、北総線の旅は終わった。本当は高砂まで行きたかったが時間の関係で断念した。