4月21日、首都圏方面へ乗り鉄にいった。前ブログでのアンケートを元に、路線ごとにピックアップすることにした。お楽しみいただければ幸いだ。
始発の馬橋は常磐線各駅停車の乗換駅だが、自動改札の設置された常磐線側とは違い、流山線側は駅員が丁寧に検札をしている。僕が駅に入るとちょうど流山行きが発車するところだった。車両はすべて西武鉄道からのお下がりであり、車両ごとに愛称がついている。僕が乗ったのは「なの花」だった。名のとおり車両は菜の花色に塗装されている。流山を出ると列車はすこし複線を走った後単線となる。なお流山線は馬橋発車直後以外は単線となっている。乗って思ったのだが、この列車は半端なくゆれる。乗り物に弱い人はすぐに酔ってしまうだろう。最初の停車駅である幸谷はJR線の新松戸と隣接しているが別の名前を名乗り、連絡乗車券の発売も行っていない。ここを出ると田園風景となり、ほどなくして唯一の交換駅である小金城址に着く。ほぼすべての列車がここで行き違いを行い、今回は「青空」とすれ違った。駅を出ると再び住宅地に入り、鰭ヶ崎。鰭ヶ崎と平和台の間でつくばエクスプレスが交差するが、向こうは地下のため見えない。平和台は交差点のすぐ脇の狭い空間にあった。わずかだった乗客も大半ここで降りてしまった。平和台を出るとすぐに終点流山に着く。
流山に着くと反対側のホームには3両の「流馬」が留置されていた。日中は2両編成ばかりだから通勤時間帯にでも使われるのだろう。ちなみに「流馬」の「流」は流山から、「馬」は馬橋からとられた。
折り返しはすぐの発車で、切符を買っていると若手の駅員氏が「乗ります?」と聞いてきた。「いいです」というと駅員は列車を発車させた。
次の電車まで時間が空いたので流山駅の上にあるこ線橋から写真を撮ってみた。上が馬橋方面で下が流山駅を見たもの。車庫があるのがわかる。この後「青空」が来たので飛び乗り、馬橋へ戻った。
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